【歯周病と入れ歯】骨を溶かす歯周病に注意!入れ歯ができなくなる可能性も!!

デンチャー読録 - これで解決!入れ歯と義歯の悩み解決読本
トップへ戻る

入れ歯と同じように歯周病が悪化するとインプラント治療も行うことが難しくなります。東京インプラントGuidanceでは歯周病治療はもちろん、インプラント周囲炎の予防など、治療後のメンテナンスを含め歯周病予防を提案しております。

【歯周病と入れ歯の関係】

歯周病が進行しても入れ歯が使える?

歯周病とは、ほとんど自覚症状のないまま進行し、気がついた頃には歯が抜けてしまう恐ろしい病気です。日本人の5人に4人は歯周病であると言われているにも関わらず、実際に対策をされている方はあまり多くありません。

「どうせインプラント治療があるし、年取ったら入れ歯にすればいい」などと簡単に考えてはいけません。実は、歯周病が進行してしまうと、インプラントどころか入れ歯すら困難になってしまうからです。

歯を使うためには「歯槽骨」が大切です

食べ物を噛むためには、非常に強い力を上下からかけて、歯を強く押さえつけなければいけません。その時、歯にはとても強い力がかかります。

その歯を根底から支えているのが、歯槽骨です。虫歯で歯を失ってしまった場合でも、歯槽骨がしっかりしていれば、入れ歯をしっかり支えることが出来ます。インプラント治療も、しっかりした歯槽骨があってはじめて可能になります。

しかし、この歯槽骨が何らかの原因で失われると、これらの治療が難しくなる場合があります。

歯周病は歯槽骨まで溶かします

本来の健康な歯であれば、その根本では歯茎がしっかり吸着していますが、歯周病が進行すると、歯と歯茎の間に隙間が出来てしまいます。これが「歯周ポケット」と呼ばれ、一度形成されると、この中には「歯垢」が入り込むようになってしまいます。

歯周ポケットの中に溜まった歯垢は、「歯石」へと変化します。歯石が作られると、さらに歯垢が付きやすくなってしまい、それによって歯石が増えるという悪循環を引き起こします

この悪循環は、さらに歯茎の土台となっている歯槽骨を溶かし、歯周ポケットを深くしていきます。歯そのものが痛むのではなく、歯を支えている歯槽骨が溶けているのです。

つまり、歯周病の症状があまりにひどいと、歯槽骨を大きく失ってしまう事に繋がります。入れ歯は安定しなくなるので、使うことができない可能性が高くなります。

入れ歯を使うためには歯周病予防が必要

歯周病は歯に付着した歯垢と歯石により悪化していきます。これらを取り除くことで、歯周病の進行を止める事が初めて可能になります。

「歯石」の除去は、歯科医院にて専門の器具を使わないと取り除くことは困難です。そのため、通院による定期的な検診が必要となります。
しかし「歯垢」は、食事をする限りは歯についてしまうものですが、ご自身でブラッシングして取り除くことができます。「毎日シッカリと歯を磨きましょう」と言われるのは、歯石になる前段階の歯垢の状態で汚れを落としましょう。ということからなのです。

もちろん健康な歯の状態と同じように、入れ歯を使用している状態も同じです。それは入れ歯にも、歯垢や歯石は張り付くからです。

現在歯周病の症状が出ている人は、今以上に悪化しないように歯周病を意識したケアを忘れずに行いましょう。

  • デンチャー読録トップへ
  • 総入れ歯
  • 部分入れ歯
  • 入れ歯の費用・医療費控除
  • 入れ歯安定剤の正しい使い方
  • 入れ歯のメンテナンス方法
  • 部分入れ歯とブリッジの違い
  • 入れ歯とインプラント比較
  • 30代・40代の入れ歯
  • 歯周病と入れ歯の関係
ライオン歯科
医院案内はこちら
  • ライオン歯科
  • ライオンインプラントセンター(銀座院・町田院)