インプラント治療は失った歯を補う他の治療と比べ、費用が高額になりがちのため、患者様に費用の面でもご納得頂いたうえで治療を行う必要があります。東京インプラントGuidanceではインフォームド・コンセントの元、患者様よりの相談・ご質問に対しご納得いただけるまで説明させていただきます。
入れ歯を使う上で、やはり気になるのは料金面です。保険の中で作成した入れ歯で満足される患者様もいらっしゃいますが、症状次第では、保険外の高額な入れ歯が必要になる場合もあります。
こちらでは、入れ歯の料金について解説しています。
入れ歯は、歯科の治療方法の中でも特に高額です。しかし実は、入れ歯は保険診療の対象となっているのです。
保険内診療の総入れ歯は、およそ10,000円です。部分入れ歯の場合は5,000~10,000円となります。
しかし、保険の総入れ歯は、プラスチックに耐久性を持たせるため、分厚くなります。お口に合わないと感じた場合は、保険外の入れ歯を選ぶことが可能です。
保険の部分入れ歯においては、金属のばねが露出しています。審美的、機能的に気になる場合は、同じく保険外の自費による入れ歯作成が可能です。
※医療費負担3割の場合
保険で、総入れ歯や部分入れ歯を作成した場合、そのあと6ヶ月は作り直しが出来ないというルールがあります。歯科医院や地域を変更しても同じです。
紛失してしまった場合は、入れ歯を作りなおさなければいけません。それが6ヶ月以内であれば、自費で作り直すしかありません。大きな出費となってしまうので、大切に使いましょう。
ただし、壊れた入れ歯の修理や、合わなくなった場合の調整、歯を抜いたため、形を変えなければいけない場合などは、6ヶ月以内であっても保険適用ができる場合もあります。
保険で作成した入れ歯に不満がある場合は、自費で保険外の入れ歯を作成することも可能です。しかし、保険外の総入れ歯は、おおむね10万円からとなり、負担の大きいものです。
実は、入れ歯作成は「医療費控除」の対象となることをご存知でしょうか? 高額の医療費が発生した年度の税金が、一部返還されるという制度です。
医療費控除の対象となる金額は、年間の医療費から、受け取った保険金と10万円(年間所得により変化)を差し引いた金額です。世帯全てがその対象となりますので、他の家族が高額治療を行っている場合には、控除額は大きくなります。
ここで言う「年間の医療費」とは、1月1日から12月31日までの間です。年末年始を跨がないようであれば、入れ歯作成の時期と合わせて、同世帯の方が歯科矯正治療などを行えば、別々の年に行うより、お得であると言えます。
入れ歯や部分入れ歯の料金は、人それぞれの歯の状態、口腔内の健康状態により違い、また保険などの制度が関わってくるので、とても複雑です。
「どうせ高いからムリだろ…」と歯にトラブルを抱えた状態では、健康を害してしまう可能性が高くなってしまうので、必ず歯医者に相談するようにしましょう。
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